小児の抗生剤で処方されるセフゾン細粒。
飲ませ方の注意点について記事にします。
セフゾン細粒はどんな薬
色んな細菌をやっつけることができる薬です。
においはいちごのようで、味は甘くいちごっぽいです。
セフゾン細粒飲ませかた
基本何に混ぜても大丈夫です。
後ほど書きますが、鉄分を含むものと一緒に飲むと便が赤くなることがありますが、体には影響ないので安心してください。
一般的なお子さんへの飲ませ方をすれば大丈夫です。
詳しくは子供の薬の飲ませ方を見てみてください。
一緒に飲むのを注意するもの
セフゾン細粒は飲み合わせが悪い薬が少ないです。
が、お子さんに飲ませるに不都合なものがあります。
- 鉄剤
鉄剤と一緒に服用することで、抗生剤の効果が約10分の1まで減ってしまいます。
理由は薬を吸収する腸の中に鉄イオンがあると、セフゾンと合体して吸収されない形(錯体)に変化します。結果、吸収されないため、便として出されてしまいます。
とはいえ、どうしても鉄剤が必要な方いると思います。
対策は鉄剤を服用後3時間以上間隔を開けて服用すれば大丈夫です。
全く影響がないわけではありませんが、同時に服用した時と比較して、吸収の低下が75%も軽減するとされています。
- 制酸剤(アルミニウムやマグネシウムを含む)
制酸剤と一緒に服用することで吸収が低下し効果が下がることがわかってます。(原因不明)
制酸剤を服用する場合2時間以上開ける必要があります。
- ワルファリンカリウム
小児で服用している方は少ないと思います。一緒に服用すると腸内細菌によるビタミンKの産生を止めることでワーファリンの作用を強くするとされています。
びっくりしないで欲しいこと
- 便が赤くなる
鉄添加製品(粉ミルクなど)と一緒に服用すると便が赤色になることがあります。
一緒に服用してはいけないわけではないため安心してください。
- 尿が赤くなる
セフゾン服用で尿が赤くなることがあります。気にしないでください。
以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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