花粉症の人にとっては薬は必須ですよね。
花粉症の方の中には妊娠・または授乳中で花粉症の薬を服用使用するのを諦めている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方への記事です。
妊娠中の花粉症の薬は大丈夫?
ほとんどの薬は妊娠中でも安全に使用ができるとされています。
眠くなりやすい薬の方が昔からあるため妊娠中の使用の症例が多く実績があります。
しかし、眠くなりにくい薬も服用による催奇形成は否定されています。
クラリチン(ロラタジン)、ジルテック(セチリジン)、ザイザル(レボセチリジン)が安全とされております。
妊娠中に薬を服用する際に留意して欲しいこと
薬を服用する前に留意して欲しいことは
薬を使わない状態でも、流産は約15%、先天異常は2~3%程度の頻度で起こるとされていることです。
安全とされる薬は、もともとある流産等の可能性を高めるものではないという意味です。
もともとあるリスクのご理解をお願いします。
授乳中の花粉症の薬は大丈夫?
多くの花粉症の薬が安全に授乳できるとされています。
母乳に薬は移行しにくいことや、仮に乳汁に移行していたとしても薬効からお子さんに大きな影響は与えにくいとされています。
安全とされている薬は
アレグラ(フェキソフェナジン)、ジルテック(セチリジン)、ザイザル(レボセチリジン)、クラリチン(ロラタジン)、デザレックスです。
それでも心配。。
生後6ヶ月から飲める花粉症の薬もあります。
ザイザル:レボセチリジン
アレグラ:フェキソフェナジン
(ザジテン:ケトチフェン 眠くなりやすい薬です)
生後6ヶ月から飲める薬なら心配なお母様でも大丈夫ではないでしょうか。
最後に
広く使われるロキソニンは妊娠後期には使用禁止だったり注意が必要な薬もあります。
しかしほとんどの薬は安心して服用できて、特に授乳期間に飲めるものが多いです。
むしろ、カフェインの過剰な接種が流産を高めたりと薬以外のものに注意が必要な場合があります。
お子さんのことを考えるママさんはとても素晴らしいと思います。
ですが、無理して我慢する必要もないこともあります。
お母さんたちにとって必要な薬は飲んでください。
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