花粉症が辛い。薬飲みたい。
けど眠くなって生活に支障をきたすのは避けたい方向けの処方箋なしで購入できる薬の選び方を記事にします。
薬の名前を記載するとき 商品名:成分名で記載してます。
とにかく眠くなりにくい方へ。
アレグラFX、アレルビ:フェキソフェナジンです。
花粉症の薬の中でも1番眠くなりにくいとされています。
じゃあみんなアレグラ飲めば良くない?となりますよね。
それではアレグラのデメリットを3つ見てみましょう。
・効果がマイルド
アレルギー症状に対する効果はマイルドです。人によっては効果を実感できにくい可能性があります。
・食後だと効果が下がる
食後の服用で良いとされてますが、食後だど吸収が悪くなるデータがあります。
逆に言えば今まで効果を実感できなかった方は空腹時に飲むと効果を感じれるかもしれません。
薬の説明用紙だと、食前に服用するよう記載がないため、処方箋で食後と記載されることがよくあります。
・1日2回飲む。
1日1回の薬に比較すると服用の手間があります。
飲み忘れが多い方は適しません。
アレグラより効き目が欲しい方へ
クラリチンEX、ロラタジンEX:ロラタジン
アレジオン20、エピナスチン20RX:エピナスチン
エバステルAL:エバスチン
の成分を試すと良いでしょう。
おすすめは、クラリチンです。
クラリチンは一般的に10mgで服用するもので、市販薬も同じ用法です。
アレジオンは花粉症に10mgから20mgで一般的に服用します。しかし、市販薬は20mgのみしか販売しておりません。
10mgで問題ない人にとって無駄に服用することになります。
毎年、アレジオン20mgで花粉症を乗り越えている人は問題ありませんね。
エバステルは5mgから10mgで服用するもので、市販薬は5mgのみの販売になります。
エバステルは10mgで服用している人が多い印象なため、市販薬の用法どおりに飲むと効果が実感しない方がいらっしゃるかもしれません。
アレグラより若干眠くなる可能性があります。
効果が感じられない方へ
その他の内服薬は眠くなってしまうリスクが上がるため
ステロイドの点鼻薬がおすすめです。
効果が高く、ほぼ鼻にしか作用しないため眠気は出にくく使い勝手が良いです。
注意したいのが、血管収縮薬という鼻詰まりを改善する薬を含む成分はなるべく避けることです。
一時的ならいいですが、2週間以上に渡って使用すると薬剤性鼻炎と行って薬により副作用で鼻詰まりがおこってしまします。
おすすめの点鼻薬は医療用でも存在する
コンタック鼻炎スプレー、パブロン鼻炎アタックJL、ナザールαA R、エージーアレルカットEXc:ベクロメタゾン
フルナーゼ点鼻薬:フルチカゾン
です。
OTCには複数の種類を含む点鼻薬が多く存在しますが、ステロイドの成分1種類だけの点鼻薬を選択すれば血管収縮薬を含まないため長期の使用をしても安全です。
では血管収縮薬を含む点鼻薬のメリットはなんでしょう?それは即効性があり、鼻詰まりにシャープに効くからです。
眠くなりたくないひとが避けた方がいい薬
成分はケトチフェン、ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミンです。
眠気が出ます。
逆に言えば夜眠りにくい人は花粉症と不眠にたいしダブルの効果を期待して服用するのありです。
眠気が辛いどうすればいい
これは正直眠気に対する対処療法しかありません。
カフェインの服用か1日1回の薬は夜に飲みましょう。
眠くなりやすいの判断は何に基づいてるの?
脳にあるヒスタミン受容体に作用する割合になります。
皮膚や鼻にあるヒスタミン受容体というスイッチが押されると痒みや鼻水が出ます。
そのスイッチを押させないようにするのが、アレルギーの薬です。
そのヒスタミン受容体は脳にもあります。脳にあるヒスタミンスイッチを押すと頭の回転がよくなるのですが、そのスイッチを押させないようにするため眠くなります。
そもそも脳はかなり厳重で、あまり関係ないものは入らない仕組みになってます。
しかし、その厳重な警備を掻い潜ってしまう。お薬が眠くなりやすい薬になります。
以上です。
ご覧頂きありがとうございました。
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