親御さんは子供に薬が処方されたものも、飲ませることを苦労されていると思います。
一般的な年齢別の子供の薬の飲ませ方を記事にします。
1歳未満
1歳未満の薬の飲み方は主に2つあります。
・スポイトやスプーンを使う
1:粉薬を少量の水に溶かします。
2:スポイトやスプーンを使ってなるべく口の奥に流し込みます。
注意点
できるだけ少量の水で混ぜてください!
水の量が多いと飲みきれません。薬の服用に時間がかかると苦味が出る恐れがあります。
・薬を練って飲ませる(お薬団子を作る)
1:手を清潔にする。
2:粉薬を小皿やスプーンなどに出して、1滴ずつお水を加えて団子状やペースト状に練ります。
3:練った粉薬を指先に取り、子供が嫌がらないうちに素早く頬の内側や上顎に塗ります。
4:口の中に薬が残ってるとザラザラしたり苦味が出ることがあるため水や白湯を飲みます。
注意点
・作るのが難しく、薬ごとに必要な水の量が異なる。
・水は1滴加えて混ぜること繰り返す。
1歳〜3歳
・基本は水や白湯で飲む
飲めない場合はジュースやアイス、飲食物と混ぜる。
飲食物との相性は別の記事で書きます。
・ストローで飲む
薬を少量の水に溶かし、ストローで飲ませます。
ストローマグで飲める場合1歳未満でも大丈夫です。
メリット
・自分のタイミングで飲める
・一気に吸い上げるため口の中に薬が広がらず苦味を感じにくい。
4歳〜6歳
・薬の飲む意味を理解させる
・4歳以降は、なぜ薬を飲むのかを理解させることで薬を飲めない問題を解決できる場合がある。
・うまく飲めた時に褒めることが重要。
・おとなのみ(3〜4歳目安)
1:口にたっぷり水を含む
2:口を開けてもらい粉薬を下顎の前歯の裏側に入れる。
3:口を閉じて飲み込む。
食前のが飲みやすい?
医師から特別な指示がない限りが食後より食前のがお勧めです。
食前は空腹のため甘味をよく感じ、苦味や酸味の感覚が鈍くなるとされています。
お腹空いていれ口の中で味わう時間もなくすぐ飲み込んでくれやすいです。
食後の場合、お腹いっぱいで飲み込むことができず、徐々に苦味の成分が出てしまいます。
薬は8割飲めればいい
工夫しても飲んでくれないことはどうしてもありますよね。
飲まないよりかは飲んだほうがいいスタンスで、8割飲めればOKです。
薬を飲むことが目的ではなく病気を治すことが目的です。
失敗しても間隔を開けて次を服用させれば大丈夫です。
吐き出すお子さんもいるでしょう。吐き出してやめたら吐き出せばいいのかとなる可能性があります。
その時は新しいものを開けて飲ませていいです。
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